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小林よしのり
2021.10.5 08:03日々の出来事

まだ臆病との戦いが続いている

昨日はリッチな店の個室で、ワイン飲みながら、スタッフと
打ち上げしたのだが、他に客がいない。
個室を予約した意味などなかった。
従業員も減っている。
これはもう危険水域に来ているな。
緊急事態宣言の最中に、リッチな店ほど赤字が嵩んでいく。
街に人流は増えてきたが、都心は夜になるとまだまだ家に
帰ってしまう。用心深い者たちが多い。
これじゃ、気に入っている店がまだまだ潰れそうだな。

けれどもコロナはもう終わっている。
なぜ感染者数が激減しているのかと、テレビじゃ言ってるが、
デルタ株の「集団免疫」が出来たからピークアウトしたとは
絶対に言わない。
新たにデルタ株より「弱毒」で「感染力の強い」変異が起こら
ないから、これでおしまいだろうとは絶対言わない。
リバウンドは絶対起こると固く信じているらしい。
永遠に続くと思っているようだ。

もしリバウンドがあるなら、新たな変異が起こった時、そして
ワクチンによるADE(抗体依存性感染増強)が起こった時
しかない。
新たな変異なら、さらに「弱毒化」しているはずだし、コロナ
はしょせん日本では「さざ波」だ。
ワクチンの方がコロナ感染よりリスクが高い。
もう終わったと判断して、経済を2年前に戻せばいいのだ。
子供が死ななないのだから、しょせんがインフルエンザ以下
なのだから。

しかし、人の臆病さを治すワクチンはないのか?
コロナ禍はやはり人々がマスクを外さねば終わらないようだ。
これはウイルスとの戦いではなく、臆病との戦いだった。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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